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小野寺力Pが今大会の統括と今後の試合の見所を激白!!「不可思は海人や健太など、誰とやっても面白いと思う」

8月19日(日)大田区総合体育館にて開催された『KNOCK OUT SUMMER FES.2018』。

小野寺力プロデューサーの今大会の統括と今後の試合についてのついてのコメントが届きました!

不可思君は(運を)持っているなと凄く感じました。

――不可思vs秀樹のトーナメント決勝戦を振り返っていただけますか。

判定でも十分に見応えあるシーソーゲームでした。技術的にもパワー的にも秀樹君の方がちょっと上かなと思ってましたが、不可思君は(運を)持っているなと凄く感じました。あそこで(パンチを)当ててダウンを取るというのは彼ならではのもの。他にトーナメントに出た選手の中でも、物凄くスピードがある、爆発的な一発がある選手ではありませんが、一回戦の健太戦、準決勝の鈴木博昭戦と強豪相手に競り合う試合をして最終的に自分に持ってくるのはさずがですよね。それが結果に出たなと思います。
秀樹選手も凄く魅力ある選手ですし、ここからどう巻き返すのかが今から楽しみで仕方ないです。

――不可思選手には今後どういうカードを組んでいきますか?

森井君がヨードレックペットとやったようなことも考えてますし、スーパーライト級には海人選手(=SB日本スーパーライト級王者)だったりと、チャンピオンになったのでやらなくてはいけない相手はたくさんいると思います。不可思君は一回戦で勝った健太選手を指名して防衛戦をしたいとも言ってました。誰とやっても面白いカードになると思います。

――今日はKO決着が多い大会でしたが、KO賞を与えるとしたらどの試合でしょうか。

木谷(高明)オーナーとも話しましたが、森井洋介君ですね。敗れはしましたが、大月晴明君も凄いなと。何をしでかすかわからない魅力もありつつ、敗れても人を引き付けてまた試合を観たいと思わせる、プロ中のプロ選手だなと。先ほど大月君は「結果はしょうがないです。僕、会場を沸かせられました?」と言ってきたので、「結果は残念でしたが、仕事としては十二分に凄いことをやった」という話をしました。プロ根性は凄いです。

 

世界各国のチャンピオンが集まる、サッカーで例えるとアジアカップのような位置付け

――10月7日(日)東京・後楽園ホールから開催される「KNOCK OUTライト級アジアトーナメント」に出場するヨードレックペット以外の外国人選手を選んだ理由をお願いします。

まずどこの国の選手にしようかという選定から入り、キックボクシングだけでなく他の格闘技の選手が入っても面白いんじゃないかということで、ミャンマーラウェイの選手をすぐに思いついて話を進めました。その中で体重の合う強い選手で探していたところ、ミャンマー代表のカ・イェン・レイはミャンマーラウェイもやりながら、『MAX MUAYTHAI』にも出場してムエタイの試合も行っている強い選手です。

中国代表に関しては最初にオファーを出した時にタイで試合と練習をやっている選手で一度決まったんですが、1回戦でヨードレックペットとやって欲しいと伝えると「ちょっと待ってくれ。それならもっと強いのを出す」と言ってきました。出場が決まったル・ジュンは61~68kgまで幅広く試合をしてタイトルを獲っている長身の選手です。中国で凄く人気があり、長い手足で打ち合うタイプです。同じジムにはシンマニーをパンチでKOするような選手もいます。そういう選手とジムでやり合っているので凄く期待してます。今、中国の選手は技術的にも上がってますが、元々の身体の強さがあります。この前中国に行って見てきたら、タイのトップ選手と普通に延長戦にいく技術と体力を持っているのであなどれないと思います。今日、ヨードレックペットと対戦した高橋一眞君も頑張りましたが、ああいう長身の選手であればヨードレックペットを攻略する1つのポイントになるんじゃないかと思いました。

モンゴル代表のボルドバートル・アルタンドルグーン選手は11戦無敗の戦績で、忍アマラー選手の推薦です。8月11日に開催されたSBモンゴル大会では深田一樹(=SB日本フェザー級王者)と対戦しています。モンゴルは標高が高くて酸素が薄く、日本から行ったレフェリーも酸欠になる状況の中、最終ラウンドまでスタミナが落ちずに暴れるのがモンゴルの選手の特徴です。技術的にはまだまだですが、体力の強さが怖いです。テクニックも上がってきたら、いずれ中国人選手のようにタイ人選手とやり合えるぐらいまで行くんじゃないかと思います。

そして 町田(光)君と前口(太尊)君がトーナメント出場権を懸けて対戦し、勝者が一回戦でチャンヒョン・リーと12月に対戦します。

――このトーナメント優勝者はアジア王者としてベルトが贈呈されますか?

チャンピオンベルトはなく、世界各国のチャンピオンが集まる、サッカーで例えるとアジアカップのような位置付けになります。

――他に印象的な選手はいましたか。

大崎(一貴)君はまだそんなに知られていませんが、このトーナメントの優勝候補だと関係者内ではずっと言われている選手で、ようやくベールを脱ぎましたね。対戦相手の能登(龍也)君は足を怪我していて万全の体調ではなかったのですが、それを差し引いても圧巻のKO勝ちでした。準決勝はタネヨシホ君との対戦が決まっているので、今から作り手側がワクワクしてます。