「KNOCK OUT vol.0」全試合結果・イベントレポート

レポート

「KNOCK OUT vol.0」全試合結果・イベントレポート

2016年12月5日(月)TOKYO DOME CITY HALLにて、KNOCK OUT旗揚げイベントとなる、「KNOCK OUT vol.0」を開催いたしました。平日となる月曜日の開催となりましたが、プレイガイドで販売しておりました前売りチケットは完売。当日券も17:00の販売と同時に完売でイベントは満員御礼となりました。たくさんのご来場誠にありがとうございました。

イベントは19:00ちょうどにスタート。リングアナウンサーのハリー杉山さんの呼び込みのもと、ロックバンド「BRAHMAN」作成のKNOCK OUT公式テーマソング「守破離」が大音量で流れる中、出場12選手が登場!OPセレモニーが行われた。

KNOCK OUT vol.0

第1試合 大月晴明vsスターボーイ・クワイトーンジム

大月晴明

1R、両足で跳ねる様なステップから、強烈なローキックを蹴り込む大月。スターボーイは右ロー、ジャブで牽制も、大月がバックステップを刻み当たらず。逆に両腕を下げた、ノーガードからのフックの連打がスターボーイの顔面にヒット。さらにボディーブローを貰い効かされたスターボーイはミドルキックで距離を取ろうとするも、さらにボディーブローを貰い嫌な表情。大振りなフックを近い距離で振り回し攻勢を強める大月に、スターボーイは組にいくも、すぐに振りほどかれる。ここで大月の左ボディーブローがまたもさく裂。

KNOCK OUT vol.0

ガードが完全に下がり、顔ががら空きになったところに、大月のフックが連続でヒット。コーナーまで押し込まれて堪らず倒れ込むスターボーイに、レフェリーがダウンを宣告。スターボーイは呆然とした表情で、10カウント以内に立ち上がれず。試合6日前に43歳となったベテランが、「3Rなら倒せる」という言葉通り、対日本人無敗の強豪を相手に、有言実行のKO勝利を収めた。

大月晴明

1R 45秒 KO 右フック 勝者 大月晴明

第2試合 宮元啓介vs小笠原瑛作

小笠原瑛作

1R、右足を前に出したサウスポーの構えからキレのある左ミドルを放ち前に出る小笠原。宮元は右構えから右ミドル、三日月蹴りで対抗。しかし、小笠原の蹴りがより深くヒットし、1Rから小笠原の左ミドルを受ける右腕が赤く腫れあがる宮元。試合は距離を支配する小笠原のペースに。

宮元啓介

2R、鋭い蹴りを起点にしたパンチのコンビネーションを繰り出し始めた小笠原。距離が遠く、小笠原に得意の蹴りが当たらない宮元は、小笠原の打ち終わりにパンチを狙う作戦に。何発か効果的なタイミングのパンチを見せるも、小笠原はならばと距離を詰めてのヒジ、首相撲へ。器用に腕を畳んでのヒジをヒットさせ、首相撲でも宮元を振り回し、ペースを渡さない。

宮元啓介

3R、このラウンドも攻める小笠原が、宮元の左フックに左の縦ヒジで飛び込むと、左目じりにヒットし、宮元は出血。傷口を確認するドクターチャックが入った後に再開。宮元は飛びヒザ蹴りなど大技を見せつつ距離を詰めていくも、ここで小笠原の狙いすました、体を回転させるバックヒジがさく裂し、宮元がダウン。宮元は立ち上がって再開後、得意の回転系の蹴りから、パンチのラッシュで勝負を賭けると、小笠原の顔面をヒットし見せ場を作る。

小笠原瑛作

しかし、ここで小笠原の弧を描くような左ヒジがヒットし宮元が2度目のダウン。宮元はなんとか立ち上がるも、再開後すぐに小笠原の左ハイがガードの上から宮元をなぎ倒し、3ノックダウンで小笠原がKO勝利を収めた。

小笠原瑛作 宮元啓介

3R 2分53秒 KO 左ハイキック 勝者 小笠原瑛作

第3試合 森井洋介vsヨードワンディー・ソーチャナティップ

森井洋介

1R、小刻みにリズムをとり、フェイントをかけながらパンチを狙う森井に対し、ヨードワンディはゆったりした構えから蹴りで牽制。序盤から森井のパンチにヒジを狙うヨードワンディのヒジがヒットし、森井は左目の下から出血。

森井洋介

2R、前足のヒザを身体の正面まで上げた状態で蛇のように揺らし、森井を牽制するヨードワンディ。そこから強烈なローと、パンチに合わすヒザで、森井に距離を作らせずペースを掴むヨードワンディ。森井が強引に詰めても、足を引っかけて倒すなど、上手さも見せたヨードワンディが試合を支配した。

森井洋介

3R、パンチとローのコンビネーションで前に出る森井の攻撃が有効作用。ヨードワンディは不味いと思ったか、ローから距離を詰めパンチで森井にプレッシャーを掛ける。しかし、前に出てくるヨードワンディに対し、森井のローが再三ヒット。動きが鈍り、下に注意のいったところに、ジャブで距離を測ってからの、下から振り上げる森井のヒジ打ちがヨードワンディの顎を打ち抜く。

森井洋介

大の字に倒れ動けないヨードワンディ。森井が9月14日に初めてのKNOCK OUT公式戦として行われた、髙橋一眞戦に続く衝撃KOで、KNOCK OUT公式戦2連勝を飾った。

森井洋介

3R 1分54秒 TKO 右ヒジ 勝者 森井洋介

第4試合 T-98 vs長島☆自演乙☆雄一郎

KNOCK OUT

1R、日本拳法をベースとした弾むようなステップワークから距離の長いパンチを放つ長島。しかし、T-98はがっちりとガードを固め、岩のようにがっちりとリング中央をキープ。長島にプレッシャーを掛け、距離が詰まると、組んで長島を振り回し、ヒザを打ち込むT-98。

KNOCK OUT vol.0

しかし、距離の近いところで細かくパンチを打ち込んでいた、長島が左の振り上げるヒジでT-98の顔面を捉え、T-98は右目の下をカット。ヒジありルールの経験で大きく優るT-98が逆に切られるというまさかの展開に。

長島☆自演乙☆雄一郎

2R、発射する角度を変えて打つ長島のパンチがT-98の顔面にヒットし、顔が腫れていくT-98。しかし、T-98は強靭なフィジカルを活かし、構わず前進を続け、パンチをヒットさせ、至近距離で長島の顎を右ストレートで打ち抜いたT-98がダウンを奪う。長島は立ち上がるも、強烈な右から、上手くボディーブローで距離を作ったT-98。

T-98

そこから、またも強烈な右ストレートが決まり長島は2度目のダウン。長島は中腰の体勢で意識が朦朧としている様子。レフェリーが8カウントで試合を止め異次元対決はT-98がTKO勝利を挙げた。

T-98

2R 2分53秒 TKO 右ストレート 勝者 T-98

第5試合 那須川天心vsワンチャローン・PKセンチャイジム

KNOCK OUT

開始から、ボディーストレート、前蹴り、前蹴りから距離を詰めインファイトを仕掛ける那須川。那須川の猛烈なパンチと、ボディーへのヒザのラッシュに、ワンチャローンはガードを固めて冷静に対処。軽量級最強王者として、修羅場を多く積んでいることを示す。

那須川天心

少し試合が落ち着いたところで、蹴りを狙うワンチャローンに、那須川は距離のあるところから鋭い踏み込みでワンチャローンの顔面にパンチをヒット。那須川のパンチに警戒していくワンチャローン。展開が煮詰まって来たところで、突然の結末が。

KNOCK OUT

少し距離の近いところで両者が見合ったところで、那須川の放ったバックスピンキックが、右フックで迎え撃とうとしたワンチャローンの顎にヒット。その場に倒れ込み全く動けないワンチャローン。

KNOCK OUT vol.0

レフェリーが直ぐに試合をストップし、神童が初のヒジありルールの試合で、軽量級最強王者を下し、センセーショナルなKNOCK OUTデビューを飾った。

KNOCK OUT vol.0

1R 2分23秒 TKO バックスピンキック 勝者 那須川天心

那須川「本日はお忙しい中、試合に来てくれてありがとうございます。僕は本当にこの試合に向けて頑張って来ました。こうやって勝てたのも、応援してくれた皆さんや、一緒に練習してくれたみんな、伊藤会長、お父さん、トレーナーの方々、みなさん本当にありがとうございます。相手のワンチャローン選手はタイの現役の強いチャンピオンでしたが倒すことが出来ました。ワンチャローン選手の様な強い相手がいたからこそ、僕もこうやって頑張れました。1つ言わせてください。俺が日本の那須川天心だ!これからも頑張るので、みなさん応援よろしくお願いします。この後は梅野選手が登場して凄い試合をしてくれると思います。僕も梅野さんのような立派な選手を目指します。みなさんこれからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました。」

第6試合 梅野源治vsシリモンコン・PKセンチャイジム

梅野は、今年9月のライブを最後に、活動を無期限休止したロックバンド、「DOES」の氏原ワタルさんが作成した入場曲で登場!

シリモンコン

1R、ジャブで牽制しながら強烈なローキックを蹴り込む梅野。シリモンコンは少し下がって様子を見つつ、梅野の打ち終わりに得意の左フックを狙う。序盤にローを狙う梅野のガードの外側から、シリモンコンが左ミドルを滑り込ませ、梅野のバランスを崩して尻もちをつかせる。

梅野源治

しかし、左右のミドル、奥足へのローキックでシリモンコンを下がらせ、長いワンツーでプレッシャーを掛ける梅野。シリモンコンは手数が少なく、試合は梅野のペースに。

2R、開始から左右の蹴りでシリモンコンを後退させる梅野。シリモンコンが梅野の蹴り足をキャッチしにきたところに、右ストレートを合わせシリモンコンを倒すも、シリモンコンは直ぐに立ち上がりダウンにはならず。

梅野源治手でフェイントをかけながらシリモンコンを惑わし、奥足へのローキックなど攻め続ける梅野。シリモンコンは防戦一方になり手数がさらに減少。

梅野源治

3R、展開を変えるべく、梅野より先に蹴りを連続で放つシリモンコン。梅野は冷静にジャブを放ちながら蹴りの距離を潰し、序盤より近い距離でパンチを当てる。

梅野源治
距離が近づくと、シリモンコンはカウンターでヒジを狙うもヒットせず。ならばと、組みからのヒザの攻防を狙うも、そこでも梅野が上回りシリモンコンにはかなり苦しい展開に。

梅野源治

4R、強烈なミドルキックとパンチで前進する梅野に対し、シリモンコンは今度は直線的なパンチの連打で対抗。梅野の入りに合わせた足払いで梅野をリングに転がす。しかし、梅野のは少し上体を前傾させ、両腕を前にした構えから、回転の速いパンチのコンビネーションをヒットさせ、シリモンコンにペースを渡さず。シリモンコンはミドルで対抗するも、疲れが見え隠れし、表情が歪む。

梅野源治

5R、中盤戦からディフェンシブな戦い方を選択しているシリモンコンを、梅野はこのラウンドも積極的に攻めKOを狙う。

梅野源治

下がり続けるシリモンコンに、「前に出ろ」と手招きする梅野。シリモンコンを倒すことは出来なかったが、難攻不落の難敵を完封勝利し、世界トップの実力を改めて証明した。

梅野源治

5R 判定 49-47、49-46、50-46 勝者 梅野源治

梅野「今日はKNOCK OUT旗揚げ戦に来ていただいてありがとうございました。僕以外の試合がKOで、僕だけが判定になっちゃって、メインとしての役割が果たせなかったです。どんな相手でもKO出来るような戦いかたを練習して、2月のKNOCK OUTでは、必ずKOで勝ちますので、応援をよろしくお願いします。」

KNOKC OUT vol.0

※「KNOCK OUT vol.0」では、岸明日香さん、安枝瞳さん、青山ひかるさん、桜井奈津さんの4名がラウンドガールを務めた。

全6試合中5試合がKO決着。パンチ、キック、ヒジ、ヒザが飛び交い、打つ、蹴る、切るという、イベントのコンセプトが体現されたような試合が続いた旗揚げイベント。最後に出場した選手がリング上に再び登場し、興奮冷めやらぬ熱狂の中、イベントが終了いたしました。